アジア株 上海株は1カ月ぶり高値つける 豪州株は反発、新規感染者が1カ月ぶり低水準
アジア株 上海株は1カ月ぶり高値つける 豪州株は反発、新規感染者が1カ月ぶり低水準
東京時間14:13現在
香港ハンセン指数 25341.63(-5.71 -0.02%)
中国上海総合指数 3453.35(+14.54 +0.42%)
台湾加権指数 12895.65(-60.46 -0.47%)
韓国総合株価指数 2389.95(-17.54 -0.73%)
豪ASX200指数 6133.80(+57.42 +0.95%)
インドSENSEX30種 38332.80(+282.02 +0.74%)
アジア株はまちまち。
上海株は0.42%高。きのうの水準を抜け、7月13日以来の高値をつけている。人民銀による資金供給を好感した買いが続ている。中国人民銀行は18日も、期間7日のリバースレポを通じて1000億元を供給した。医療品や消費財、消費者サービス関連が買われている。きのう大幅上昇した金融株は利益確定の売りに押されている。中国平安保険は1.3%安、中国農業銀行は1.2%安。
韓国株は続落、同国での感染「第2波」が懸念されている。感染者のほとんどがソウル首都圏で発生しており、今後も感染者が増加すると思われる。韓国政府はソウル市民に対し、2-3月よりも状況は深刻だとして、今後2週間の外出自粛を要請した。
豪州株は反発。ビクトリア州で18日、新型コロナ新規感染者222人が確認された。前日の282人からやや減少し、約1カ月ぶりの低水準となった。ひとまず感染拡大に歯止めがかかりつつあるとの安心感が広がっているもよう。
一方で、豪中対立は懸念材料。中国商務省は18日、豪州産ワインを対象に反ダンピング調査を行うと発表した。調査期間は1年間だが、さらにもう1年延長される可能性もあるとしている。

執筆者 : MINKABU PRESS
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