アジア株は下落、トランプの余計な一言が市場を不安にさせる 香港株は大幅反落
アジア株は下落、トランプの余計な一言が市場を不安にさせる 香港株は大幅反落
東京時間14:00現在
香港ハンセン指数 21783.28(-289.34 -1.31%)
中国上海総合指数 3292.98(-3.37 -0.10%)
台湾加権指数 19446.32(-192.82 -0.98%)
韓国総合株価指数 2520.27(-5.29 -0.21%)
豪ASX200指数 7978.80(+58.29 +0.74%)
インドSENSEX30種 80013.88(-102.61 -0.13%)
アジア株は豪州を除いて下落、トランプの余計な一言が市場を不安にさせている。
トランプ氏は中国に関して取引なければそれはそれでOK、合意できなくでも問題ないと述べた。中国は米国への依存度を低減し欧州や東南アジアとの関係強化を目指していることから、対米強硬姿勢を維持する可能性がある。米中貿易摩擦緩和への期待が広がっているものの楽観的にはなれない。
トランプ米政権は米国内にクレーン産業がないにもかかわらず、中国製の船舶用クレーン、コンテナに最大100%の関税を課すことを計画しているという。米政府は先週末に米国の港に入港する中国船舶に入港料を課す案を発表した。また、トランプ氏はパウエルFRB議長を再び批判、彼に電話するかもしれないとコメントしており米金融市場にやや不安が広がっている。
米中懸念再燃で香港株は大幅反落。JDドットコムや美団、快手科技、アリババ、テンセントホールディングスなど前日に大幅上昇したハイテク関連が軒並み下落している。自動車や医療品、不動産、エネルギー関連も下落している。

執筆者 : MINKABU PRESS
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