アジア株は材料難で方向感に欠ける展開 台湾TSMCは3.2%安、過熱警戒感による売り
アジア株は材料難で方向感に欠ける展開 台湾TSMCは3.2%安、過熱警戒感による売り
東京時間11:05現在
香港ハンセン指数 24844.80(+72.04 +0.29%)
中国上海総合指数 3236.18(+8.22 +0.25%)
台湾加権指数 12529.14(-57.59 -0.46%)
韓国総合株価指数 2264.30(+7.31 +0.32%)
豪ASX200指数 6023.60(+3.05 +0.05%)
アジア株はまちまち、新規材料に乏しく方向感に欠ける展開。きょう予定されている米FOMCを前に積極的な売買は手控えられているもよう。
台湾株は続落、約30年ぶり高値圏にあることから、過熱感を警戒した売りが優勢となっている。TSMCは3.2%安、前日には一時9%超急騰し、上場来高値を更新した。同社株は時価総額が4100億ドルを超え、米VISAとJ&Jを抜き世界10位になった。野村ホールディングスとクレディスイスは投資判断を引き上げた。
豪州市場では、探鉱会社のIGOが11.9%安と急落している。2021年6月期のニッケル生産量・金生産量の見通しが市場予想を下回ったことが嫌気されているもよう。

執筆者 : MINKABU PRESS
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