アジア株は下げ拡大、米株先物に連れ安 米ロックダウン再導入なら世界経済に大打撃
アジア株は下げ拡大、米株先物に連れ安 米ロックダウン再導入なら世界経済に大打撃
東京時間14:00現在
韓国総合株価指数 2116.79(-44.72 -2.07%)
豪ASX200指数 5841.30(-124.44 -2.09%)
インドSENSEX30種 34727.24(-141.74 -0.41%)
香港ハンセン指数 24781.58(休場)
中国上海総合指数 2979.55(休場)
台湾加権指数 11660.67(休場)
アジア株は下げ幅を拡大。ダウ先物が200ドル近く下げており、連れ安する格好。
カリフォルニア州やテキサス州を中心に米国で新型コロナウイルス感染が急拡大している。24日、米国全体の1日あたりの新規感染者数は4月下旬以降で最多となった。
このまま感染が拡大し続けると、ロックダウンが再導入される可能性が出てくる。経済規模の大きい米国でロックダウンが再導入されれば、米経済がストップし、世界経済に大打撃を与えることになるため、市場では感染「第2波」よりもロックダウン再導入への不安が強い。
WHOは新型コロナウイルス感染者数は来週にも1千万人に達すると予想している。24日時点の感染者数は世界で940万人を突破。米国だけで238万人、ブラジルは118万人に。ペルーでは26万人、チリでも25万人。
豪州では25日朝までの24時間に感染者37人が確認された。1日としては4月19日以降で最多となる。この日、ビクトリア州だけで33人が確認された。同州は感染者が再び増加したことを受け、今週初めに緊急事態宣言を4週間延長すると発表した。NZでも25日、感染者3人が確認された。欧米だけでなくオセアニアでも感染「第2波」が警戒されている。
上海、香港、台湾市場は端午節祝日のため休場。

執筆者 : MINKABU PRESS
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