続伸、需給改善見通しで40ドル台を回復=NY原油概況
NY原油先物8月限(WTI)(終値)
1バレル=40.73(+0.90 +2.26%)
ニューヨーク原油の期近は続伸。終値の前営業日比(速報値)は、期近2限月が前日比0.71~0.90ドル高。その他の限月は0.14~0.94ドル高。
需給がさらに改善していく見通しであることが相場を押し上げた。新型肺炎の流行は続いているものの、コロナショックを経て主要国では経済活動が再開しており、石油需要は上向いている。供給過剰の抑制や削減を目指して石油輸出国機構(OPEC)加盟国を中心とした産油国が減産を行っていることも支援要因。
時間外取引で8月限には売りが先行した。一時39.00ドルまで下落。ただ、すぐに下げ幅を消すと先週末の終値を挟んでもみ合いとなった。通常取引開始後は買いが強まり、40.77ドルまで上げた。
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執筆者 : MINKABU PRESS
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