ドル円は110円台に下落 円高と同時にドル安も強まる 米経済への影響を再認識か=NY為替概況

今日の為替 

 きょうのNY為替市場はリスク回避の雰囲気が強まる中、円高も去ることながらドル安が強まり、ドル円は高値から100ポイント超下落した。米株式市場でダウ平均が1000ドル超急落する中、ドル円は戻り売りを強めた。イタリアや韓国、イランでもウイルス感染の急拡大が伝わるなど、世界各国に拡大している。

 これまでの市場は、ウイルス感染の米経済への影響を過小評価し、米株高とともに為替市場はドル高の反応を見せていた。しかし、パンデミックの様相を強める中、さすがにきょうは米経済への影響も再認識されているようだ。先週のPMIのデータがかなり弱い内容で、米大手証券も第1四半期の米GDP見通しを下方修正している。市場では、これまで様子見姿勢を滲ませていたFRBが積極利下げに転じるのではとの見方も台頭しているようだ。ドル円は110.50円を割り込み、110.35円付近まで一時下落。先週の上げの75%以上を戻す展開を見せており、今後の動きが警戒される。

 ユーロドルは買い戻しが続いた。本日のユーロドルはドイツ北部のハンブルクで23日実施された州議会選挙で、極右政党「ドイツのための選択肢(AfD)」とメルケル首相の与党、キリスト教民主同盟(CDU)が敗北する見通しとなったこともあり、週明けから下に窓を開けて始まった。一時1.08ドル台前半まで下落していたが、NY時間に入って買い戻しを強め、窓を埋めている。先週末に1.07ドル台からリバウンドの動きが見られ、1.0860ドル近辺で一旦上値を抑えられていたが、きょうはその水準を突破する動きも見せている。

 ポンドドルはNY時間に入って下げ渋り、1.29ドル台前半まで戻している。ただ、ポンドの戻りは鈍い印象もある。来月の11日に発表予定の予算案への期待の一方で、EUとの貿易協定締結への懸念が根強い。ジョンソン首相は強硬姿勢を崩しておらず、年内にはEUを離脱したがっている。ただ、EU側からは年内の協定締結は難しいとの見解も強まる中、合意なき離脱のシナリオはなお残っている。また、ウイルス感染拡大による英経済への警戒感も根強く、市場では年内の0.25%利下げを織り込む動きも出ており、ポンドを圧迫しているようだ。

MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

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執筆者 : MINKABU PRESS

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