ドル円は109円台後半でのもみ合い、ユーロは依然頭の重い展開=東京為替概況
ドル円は109円台後半でもみ合った。昨日の海外市場で109円62銭まで値を落としたドル円は、少し戻して109円80銭前後で朝の取引をスタート。110円手前の重さを意識して、朝方はやや軟調地合いも、109円73銭までと下値はしっかりで、その後中国株の堅調な動きなどに支えらえてややドル買い円売りの動きが優勢となり、109円91銭まで。とはいえ110円手前は依然重く値幅は限定的に。
昨日1.08台前半まで値を落としたユーロドルは東京市場でも頭の重い展開となり1.0827を付ける動き。この後のドイツ第4四半期GDPなどへの警戒感が重石となった。ユーロ円も119円を割り込んで118円87銭を付けている。
昨日ジャビド財務相の辞任を受けて買いが入ったポンドは1.30台半ばを付けるなどしっかりの展開が続いた。財政出動への期待感がポンドを支える格好に。
MINKABU PRESS 山岡和雅
執筆者 : MINKABU PRESS
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