【これからの見通し】米中合意を挟んで高値更新の米株、週末調整はどうか

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【これからの見通し】米中合意を挟んで高値更新の米株、週末調整はどうか

 今週は米中貿易協議第一弾の調印式が無事に実施された。米株はその前後ともに堅調な足取りと示しており、昨日も最高値を更新している。米金融機関の好決算が相次いだことも追い風となっていた。その中で、ドル円はじりじりと円安方向に動いている。動きが緩やかな分、反落・調整の動きも浅い。週末にかけて110円台での足場固めができるかどうかが今日の注目ポイントとなろう。

 このあとの海外市場で発表される経済指標は、ユーロ圏経常収支(11月)、ユーロ圏消費者物価指数・確報値(12月)、英小売売上高(12月)、米住宅着工件数(12月)、米住宅建設許可件数(12月)、米鉱工業生産(12月)、米設備稼働率(12月)、ミシガン大学消費者信頼感指数・速報値(1月)など。

 発言・イベント関連では、ゲオルギエバIMF専務理事とクオールズFRB副議長の講演が予定されている。

 来週23日にはECB理事会が金融政策を発表する。金融戦略の見直し作業が始まる。インフレ目標はこれまで2%あるいは若干下回る水準とされてきたが、これが2%を挟んで上下対称的(シンメトリカル)な表現に変更されることが検討されるもよう。より長期的な大規模緩和継続の足掛かりとなりそうだ。今日発表されるユーロ圏消費者物価指数・確報値は前年比+1.3%tp前回と同様の低水準にとどまる見込み。緩和長期化の見方を支える材料となりそうだ。

 米経済指標の予想は強弱まちまち。住宅指標は着工件数が138万件と前回の136.5万件から増加する見込みだが、同建設許可件数は146万件とぜんかいの148.2万件からは減少する見込み。鉱工業生産は前月比-0.1%と前回の+1.1%からマイナスに転じる見込み。設備稼働率も77.3%から77.0%へと低下する見込みだ。ミシガン大学消費者信頼感指数・速報値(1月)は99.3と前回と同水準が想定されている。
 
MINKABU PRESS 松木秀明

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執筆者 : MINKABU PRESS

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