ドル円は買い戻し強まる まもなくミシガン大消費者信頼感指数=NY為替
朝方発表になった米雇用統計が予想外に強い内容となったことでドル円は買い戻しが強まっており、108円台後半まで戻している。このあと日本時間0時に12月調査分のミシガン大消費者信頼感指数の速報値が発表される。予想のコンセンサスは97.0と前回からやや改善し、9月以降、4ヵ月連続の上昇が見込まれている。
伝統的に米消費者のセンチメントは雇用環境と株価、ガソリン価格に左右されるといわれているが、この日発表になった米雇用統計も強い内容で、力強い労働市場がサポートし、また、米中貿易問題はあるものの、米株も最高値を更新する中、米消費者のセンチメントは改善が続いていることが見込まれている。
ミシガン大学消費者信頼感指数は500件のサンプルによるアンケート調査をもとに算出されるが、速報段階では300件の調査をもとに発表される。
ミシガン大学消費者信頼感指数・速報値(12月)7日0:00
予想 97.0 前回 96.8
USD/JPY 108.84 EUR/USD 1.1073
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
執筆者 : MINKABU PRESS
資産形成情報メディア「みんかぶ」や、投資家向け情報メディア「株探」を中心に、マーケット情報や株・FXなどの金融商品の記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコンテンツなど幅広く提供しています。