早朝に振幅、その後もみ合いから若干ドル買いに=東京為替概況
週明けの東京市場、ドル円は早朝に振幅を見せた後、もみ合いに転じた。週明けはいったん上昇して始まった。先週末の米雇用統計後のドル買いを受けて、米指標の弱さを懸念したドル売り基調が一服したとの思惑などが、ドル円を支え、オセアニア市場朝に107円台を回復する場面が見られた。しかし中国当局関係者筋情報として、10日の米中通商協議で中国側としては知的財産権などを含んだ幅広い合意に消極的と報じられ、一転してドル売り円買いに。ドル円は106円57銭まで値を落とす格好となった。
東京勢が本格参加してくるといったんは買い戻しで106円80銭台まで。その後106円60銭台にと、早朝のレンジの中でもみ合う動きに。リスク警戒感から米株先物時間外取引の売りや、米長期債利回りの低下(債券価格の上昇)などが目立つ場面があり、ドルの重石となった。
もっとも午後に入って米債利回りが持ち直すと、ドル売りも一服。106円90銭近辺までと、早朝の振幅後の高値を付ける動きに。豪ドルが対ドルで0.6750割れとなるなど、ドルは全般にしっかりとなっている。
ユーロドルは狭いレンジでの問引きに。ドル売りの流れで1.0990を付けたものの、先週末から1.10が重くなっていることもあり、そこからの買いは続かず、1.0970台へ。
MINKABU PRESS 山岡和雅
執筆者 : MINKABU PRESS
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