小幅続伸、米中通商協議の前進に懐疑的で高値から失速=NY原油概況
NY原油先物10月限(WTI)(終値)
1バレル=56.30(+0.04 +0.07%)
ニューヨーク原油の期近は小幅続伸。終値の前営業日比(速報値)は、期近2限月が0.04~0.06ドル高。その他の限月は0.05ドル安~0.10ドル高。
米国と中国が来月初めに閣僚級の通商協議を再開すると発表したことで、米中貿易戦争のさらなる激化が回避されるとの期待感が高まった。米エネルギー情報局(EIA)の週報で原油在庫が減少したことも支援要因。ただ、米中通商協議が最終合意に向けて進展すると期待しづらく、上げをほぼ解消して引けた。
時間外取引で10月限は売り買いが交錯し、前日終値を挟んで上下した。通常取引開始後は57.76ドルまで上昇したものの、引けにかけては伸び悩んだ。
minkabu PRESS編集部
執筆者 : MINKABU PRESS
資産形成情報メディア「みんかぶ」や、投資家向け情報メディア「株探」を中心に、マーケット情報や株・FXなどの金融商品の記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコンテンツなど幅広く提供しています。