様子見ムード=東京為替前場概況
東京外為市場中盤、ドル円は108円半ばで小動き。米連邦公開市場委員会(FOMC)の政策金利・声明発表を控えて売買が見送られている。
ユーロ円は121円ちょうど付近、ポンド円は132円ちょうど付近で模様眺めとなっているが、英国の合意なき欧州連合(EU)離脱が警戒されるなかで、ポンド円の
戻りは鈍い。昨日のポンド円は一時131円半ばまで下げ、2年8ヶ月ぶりの安値をつけた。
豪ドル円は74.50円付近まで水準を切り下げた後、74.79円付近まで豪ドル買いが優勢となった。7月の中国製造業購買部担当景気指数(PMI)が弱かったこと
が重しだが、4-6月期の豪消費者物価指数(CPI)が強く、豪利下げ観測が後退している。中国製造業PMIを嫌気して、NZドル円は71円半ばまで下落。
日経平均は反落。前引けでは前営業日比211.32円安の2万1497.99円となった。

執筆者 : MINKABU PRESS
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