反発、EIA週報で原油や石油製品の在庫が減少=NY原油概況
NY原油先物8月限(WTI)(終値)
1バレル=59.38(+1.55 +2.68%)
ニューヨーク原油の期近は反発。終値の前営業日比(速報値)は、期近2限月が1.54~1.55ドル高。その他の限月は0.06~1.51ドル高。
米エネルギー情報局(EIA)が発表した週報で、原油在庫が大幅に減少したほか、石油製品の在庫も取り崩されたことが好感された。原油と石油製品の在庫の合計は拡大する傾向にあったが、ピークアウトが鮮明になった。米中通商協議についてムニューシン米財務長官が、「90%程度完了している。完了させるための道はあると思う」との認識を示したことは世界的な景気減速懸念を後退させた。ただ、高値からは押し戻されて引けた。
米石油協会(API)が発表した米週間石油在庫統計を手がかりに、時間外取引から8月限は堅調に推移。通常取引開始後は59.93ドルまで一段高となった。ただ、上げ一服後はやや失速した。
minkabu PRESS編集部

執筆者 : MINKABU PRESS
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