続伸、世界的な景気減速懸念の後退で=NY原油概況
NY原油先物2月限(WTI)(終値)
1バレル=52.59(+0.23 +0.44%)
ニューヨーク原油の期近は続伸。終値の前営業日比(速報値)は、期近2限月が0.22~0.23ドル高。その他の限月は0.59ドル安~0.23ドル高。
不透明感が根強いものの、米中通商協議が楽観的な方向へ前進しているなかで世界的な景気減速懸念が後退しており、相場を押し上げた。石油輸出国機構(OPEC)を中心とした産油国が今月から協調減産を開始することも支援要因。舵取り役のサウジアラビアは先月からすでに減産している。
時間外取引で2月限は軟調に推移し、通常取引序盤には51.37ドルまで下げ幅を広げた。ただ、売りが後退するとプラス転換し、引け近くには52.78ドルまで上げた。
minkabu PRESS編集部
執筆者 : MINKABU PRESS
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