ドル円、158円台へ上昇も上値重い 米中間選挙や雇用統計などイベント待ちで波乱含み=NY為替序盤
きょうの為替市場、膠着した展開が続く中、海外時間に入って円安の動きが若干見られ、ドル円は158円台に上昇している。ただ、積極的に上値を試す雰囲気までは見られていない。
先週の各国中銀の政策会合を経て、マクロ環境はドルに支援的でなくなっているとの指摘が出ている。株式市場でのAI関連株の軟化や、直近の長期金利の上昇を受け、中銀による追加利上げの緊急性が低下しているという。
そのような中、原油安や米資産への圧力が続けば、高値圏で膠着しているドルは一段と下落しやすい状況にあると述べている。本日の米中間選挙、週末の米雇用統計、そしてイラン情勢を加えた変動要因が投資家を慎重にしている。ただ、その分、市場はレンジ突破を起こしやすい環境でもある。
焦点は各イベントの連鎖反応にあるという。米中間選挙を受けたAI関連株安の深化に米雇用統計の軟化が重なれば、短期金利低下とともにドル安シナリオが完成する。一方、米雇用統計が強い内容、もしくは予想通りの結果に留まった場合は、通常のボラティリティに留まる見通しだと指摘。
イラン情勢は、外交進展による原油安・ドル安の加速か、戦闘激化による原油高・ドル高という二者択一のリスクとして全イベントに影を落としているという。
日本時間0時のNYカットでのオプションの期日到来は157.95円と158円に観測されている。
3日(火)
157.95(7.8億ドル)
158.00(8.8億ドル)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
執筆者 : MINKABU PRESS
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