【これからの見通し】米中間選挙の結果待ちのムード、欧州市場は材料少なく
【これからの見通し】米中間選挙の結果待ちのムード、欧州市場は材料少なく
本日のメインイベントは米中間選挙となる。結果判明にはまだ時間がかかりそうだが、市場はその行方を固唾をのんで待っている状況だ。
足元の相場状況は原油相場をにらんだ受動的な展開となっている。NY原油先物は前日に95ドル近くまで大幅安となった後、本日は97ドル台半ばへとやや下げ渋っている。株式市場は米欧先物が時間外取引で売りに押されている。米国とイランの外交的な解決への期待はあるものの、現実にはまだ小競り合いがみられており、楽観一色とはなっていない。
そのなかで、為替市場では様子見姿勢が強い。ドル円は157円台後半での揉み合い。ユーロドルは1.11台後半、ポンドドルは1.34付近から前半での小動きとなっている。クロス円もユーロ円は176円台半ばから後半、ポンド円が211円台半ばから後半での揉み合いとなっている。
アジア時間のトピックだった豪中銀政策金利会合では、予想通り0.25%の利上げが発表された。しかし、豪ドルは小安く推移している。票割れが6対3となり、据え置き派3名となっていた。ブロック総裁会見でも当面は様子見との姿勢が示されており、明確な追加利上げのサインは発せられなかった。ただ、豪ドル売りの動きは限定的となっており、対ドルで0.70付近から0.69台後半、対円で110円台後半から前半への動きにとどまっている。
この後の海外市場で発表される経済指標は、トルコ消費者物価指数と生産者物価指数(10月)、スイス消費者物価指数(10月)、フランス財政収支(9月)、香港小売売上高(9月)、香港実質GDP(速報)(2026年 第3四半期)などに続いて、NYタイムには米JOLTS求人件数(9月)、米製造業新規受注(9月)、米耐久財受注(確報値)(9月)が発表される。米中間選挙や週末の米雇用統計発表を控えて、結果の強弱に対する反応は一時的にとどまることが想定される。
発言イベント関連では、ラデフ・ブルガリア中銀総裁、コッハー・オーストリア中銀総裁、ドレンツ・スロベニア中銀総裁、エスクリバ・スペイン中銀総裁、ムーラン仏中銀総裁、ナーゲル独連銀総裁、スレイペン・オランダ中銀総裁などECB当局者らの発言機会が多く予定されている。また、マックレム加中銀総裁、ロジャース上級副総裁がカナダ下院財政常任委員会に出席する。
minkabu PRESS編集部 松木秀明
執筆者 : MINKABU PRESS
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