東京株式(大引け)=1078円高、米アンソロピック効果で4日ぶり急反発
27日の東京株式市場はAI・半導体関連株への買い戻しを誘発し、日経平均株価は大きく切り返す展開となった。6万3000円台を回復して取引を終えている。
大引けの日経平均株価は前営業日比1078円72銭高の6万3268円37銭と4日ぶり急反発。プライム市場の売買高概算は22億4473万株、売買代金概算は6兆9360億円。値上がり銘柄数は704、対して値下がり銘柄数は798、変わらずは50銘柄だった。
きょうの東京市場は、これまで下げ相場を主導してきたAI関連や半導体セクターの銘柄を中心に買い戻しが顕在化した。前日の米国株市場では主要株価3指数が揃って堅調だったほか、半導体銘柄で構成されるフィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)が買われており、東京市場にもこの流れが波及した。米アンソロピック<ANT>がIPOに向けた目論見書を公開提出し、これが日米ともにAIインフラに携わる企業群の株価を刺激している。日経平均は一時1500円近い上昇を示す場面もあった。後場の取引ではやや伸び悩んだものの、終値で1000円を超える上昇をキープした。もっとも、日経平均寄与度の高い一部のハイテク値がさ株による押し上げ効果が大きかった。プライム市場全体では値下がり銘柄数が値上がり数を上回っている。
個別では、アドバンテスト<6857>が商いを膨らませ大幅高。レーザーテック<6920>、ディスコ<6146>なども買われた。ソフトバンクグループ<9984>が切り返し、イビデン<4062>が活況高。村田製作所<6981>、キーエンス<6861>が高く、日立製作所<6501>も買いが優勢だった。ファナック<6954>、JX金属<5016>なども上昇した。このほか、三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>などメガバンクも堅調。大日本塗料<4611>が値上がり率トップに買われ、信越ポリマー<7970>も値を飛ばした。
半面、リクルートホールディングス<6098>が下値を探り、ソニーグループ<6758>も冴えない。任天堂<7974>も軟調。第一三共<4568>が大きく値を下げたほか、JT<2914>、武田薬品工業<4502>なども安い。ギフティグループ<590A.T>が急落、アマノ<6436>、キヤノンマーケティングジャパン<8060>、HENNGE<4475>、日本取引所グループ<8697>なども下落した。三菱地所<8802>、三井不動産<8801>、住友不動産<8830>など不動産株の下げも目立つ。
出所:MINKABU PRESS
執筆者 : MINKABU PRESS
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