ユーロドル、1.12ドル付近 フランスの景気悪化が鮮明に=NY為替
ユーロドルは3日続落。節目の1.12ドルの水準は維持しているものの上値は重い。21日線が1.1240ドル付近に来ているが、その水準で上値を抑えられ、下向きの流れを継続している。一方、ユーロ円は円高の流れが続いており、昨年10月以来の安値水準での取引となっている。一時175.10円近辺まで下落。
アナリストは、この日の10月分のユーロ圏PMI速報値について、フランスを除けば第4四半期初めも比較的堅調な成長が続いていたと指摘。総合PMIは前月の53.1から51.9に低下していたが、フランスが48.4に落ち込んでいた。「ユーロ圏第2位の経済大国であるフランスの景気は明らかに悪化方向に向かっている」と述べている。
一方、ユーロ圏全体の景気指標は比較的底堅さを維持しており、ECBには引き続きタカ派な圧力がかかる可能性があるとも指摘。エネルギー価格上昇を主因に、ユーロ圏全体の仕入価格は再び大幅に上昇しており、エネルギーショックが企業のコスト負担を押し上げていることが示された。ただ、フランスPMIの弱さは、ECBが直面する政策判断の難しさを浮き彫りにしているという。
EUR/USD 1.1198 EUR/JPY 175.57 EUR/GBP 0.8372
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
執筆者 : MINKABU PRESS
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