ユーロ、フランス情勢が深刻化も意外に底堅さ維持=NY為替
きょうのユーロドルは買戻しが優勢となり、一時1.1260ドル近辺まで上昇する場面が見られた。フランスの混乱でユーロは上値が重いが、節目の1.12ドルは維持されており、フランス情勢が深刻化する中でも意外に底堅さを維持している印象ではある。
一部からは以下の要因が指摘されている。資金がフランスからドイツ国債など他のユーロ圏内の安全資産に移っていることに加え、ECBの追加利上げ観測もユーロを下支えしているという。また、AI関連株への警戒からドル高も一服しており、フランス情勢によるユーロ売りを相殺している面があるとしている。
一方、別のアナリストからは、ユーロドルの上昇は最近の急落からの持ち高調整の域を出ず、反発は限定的に留まるとの見方が示されている。フランスの財政を巡る懸念は引き続きユーロの重しになると指摘。金曜日にはムーディーズによるフランス国債の格付け見直しが予定されており、格下げのリスクがあるとも指摘している。
EUR/USD 1.1235 EUR/JPY 177.76 EUR/GBP 0.8400
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
執筆者 : MINKABU PRESS
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