ドル買い継続し、ドル円は一時155円台に乗せる=ロンドン為替概況
ドル買い継続し、ドル円は一時155円台に乗せる=ロンドン為替概況
ロンドン市場では、ドル買いが継続。ロンドン序盤にドル円は155円台に乗せる場面があった。ユーロドルは1.15台前半、ポンドドルは1.34台後半へと軟化した。前日と同様に原油高と世界的な債券安(利回り上昇)が続いており、有事のドル買いとともに、インフレ警戒による米債利回り急上昇がドル買い圧力につながっている。NY原油先物は一時104ドル台前半まで、米10年債利回りは5.039%まで上昇した。株式市場には逆風が吹いており、欧州株、米株先物・時間外取引はいずれもマイナス圏に沈んでいる。足元ではドル買いの勢いは一服しているが、ドル指数は引き続き前日比プラス圏で推移している。
ドル円は154円台後半での取引。東京朝方につけた154.21付近を安値に、その後は買いが継続している。中東情勢の緊迫化を背景に原油高となり、インフレ警戒から米長期債などの利回りが急上昇している。有事ドル買いとともに金利面からのドル買い圧力が根強い状況となっている。ロンドン序盤には155円台乗せから高値を155.24付近に更新した。しかし、155.00にNYカット・オプションが観測されることもあって、買いは続かず154.80付近へと押し戻されている。
ユーロドルは1.15台前半での取引。東京早朝の1.1553付近を高値に上値重く推移し、ロンドン朝方には1.1527付近まで安値を広げた。ロンドン勢の本格参加後は1.1530-40での揉み合いに落ち着いた。ユーロ円はドル円とともに堅調な動き。東京早朝の178.14付近を安値に買われ、ロンドン序盤には一時179.08付近まで高値を伸ばした。その後は178円台後半へと上昇一服。対ポンドではややユーロ買いが優勢になっている。
ポンドドルは1.34台後半での取引。東京早朝の1.3505付近を高値に売られ、ロンドン朝方には安値を1.3464付近に更新した。その後は1.3470-80レベルに下げ渋っている。ポンド円は東京朝方の208.26付近を安値に買われ、ロンドン序盤には209.10付近まで上昇した。その後は208円台後半に小反落している。ユーロポンドは0.8553付近から0.8565付近まで上昇した。日本時間午後3時発表の一連の英雇用関連指標で、求人、給与所得者数、賃金の伸びなどが減速しており、ポンド売りを誘う面があった。
minkabu PRESS編集部 松木秀明
執筆者 : MINKABU PRESS
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