【本日の見通し】ドル円は堅調地合い継続見込みも、米雇用統計にらみ発表までは慎重な動きか
【本日の見通し】ドル円は堅調地合い継続見込みも、米雇用統計にらみ発表までは慎重な動きか
昨日の海外市場でドル円は158.55円まで上値を伸ばした。ホルムズ海峡の開放期待が後退し原油高ドル高の流れが強まったことに加え、英FT紙がウォーシュ議長が物価などの状況によって早期に政策金利を引き上げる用意があると報じたことなどがドル買いを誘った。ドル円は先週木曜日から今週月曜日にかけての急落後、上値を抑えていた158.00円前後の上値抵抗水準を超えて上昇。158.55円まで上値を伸ばしている。
この後もドル高が進む可能性があるが、今晩の米雇用統計を警戒する動きもあり、それまでは慎重な動きとなりそう。米雇用統計に関しては今週発表された米ADP雇用者数や、米ISM非製造業景気指数の雇用部門の弱さもあって、予想を下回る可能性が意識されている。またここ3年にわたって7月分の非農業部門雇用者数は市場予想を下回っており、季節調整のゆがみがある可能性が指摘されている点も注意事項となる。
前回に続いて雇用指標が冴えない結果となった場合、米早期利上げの期待が後退する可能性がある。協調介入への警戒感もあるなかで、米早期利上げの期待が一転して低下した場合、ドル売りが一気に進む可能性がある点に注意したい。
米雇用統計までは158円台を中心とした推移が続くか。
ユーロドルはドル高を受けて1.1510ドル台まで下げる展開が見られた。もっとも値幅はかなり限定的という印象。この後も米雇用統計までは1.15ドル台前半中心の推移が見込まれる。
ユーロ円は対ドルでのユーロ安ドル高に対して、ドル円でのドル高円安の勢いが勝ったこともあり、182円台半ばを超える展開となっている。この後も堅調地合いが意識されるが、米雇用統計までは慎重な動きが見込まれ、182円台中心の推移が見込まれる。
ポンドドルはドル高を受けて1.3450ドル前後での推移。この後も上値の重さが意識されるが、他の通貨同様に米雇用統計までは落ち着いた動きが見込まれる。
ポンド円はユーロ円同様に円安の勢いが強く213円台に乗せてきている。この後も堅調地合いが継続と見られる。212.80円前後が目先のサポートとなりそう。
MINKABUPRESS 山岡
執筆者 : MINKABU PRESS
資産形成情報メディア「みんかぶ」や、投資家向け情報メディア「株探」を中心に、マーケット情報や株・FXなどの金融商品の記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコンテンツなど幅広く提供しています。