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【本日の見通し】ドル円は中東情勢警戒やや後退も163円台を中心としたしっかりした推移となりそう

為替 

【本日の見通し】ドル円は中東情勢警戒やや後退も163円台を中心としたしっかりした推移となりそう
   
 中東情勢を警戒しながらの展開が続く。23日まで13日間続いた米軍によるイラン空爆は24日からいったん止まっており、イラン側も報復攻撃を控える動きを見せている。これを受けて週明けの市場はややドル安でスタートした。ただ、状況は依然として不透明。双方による攻撃が再開されれば「有事のドル買い」につながるため、下押しにも慎重な姿勢が見られる。
  
 今週は日、米、英の金融政策会合が行われる。いずれも政策金利の据え置きが見込まれているが、注目は今後の政策スタンスとなる。特に米国(FOMC)は、金利据え置きが濃厚視されつつも市場では36%程度の利上げ確率が織り込まれており、無視できない割合となっている。今月に入って発表された非農業部門雇用者数や消費者物価指数(CPI)、生産者物価指数(PPI)の伸びが予想を大きく下回るなど弱さが見られた一方、ここにきての原油高再開が利上げ警戒につながっており、実際に据え置きとなるか、その場合にタカ派姿勢が維持されるかなど注目ポイントが多い。また、英中銀(BOE)は四半期報告(Monetary Policy Report)、日銀は展望レポートの発表回に当たっており、これらのレポートを通じて今後の姿勢がどのように示されるかも焦点となる。
  
 ドル円は中東情勢に加え、今週の日米金融政策会合をにらみつつ方向性を探る展開となりそう。やや上値が重くなる可能性があるが、下がった局面では買いが入りやすく、163円台を中心とした推移が見込まれる。
  
  ユーロドルは有事のドル買い後退で1.14ドル台回復が意識される展開か。1.1350ドル前後が下値の目処としてしっかりしてきそうだ。ユーロ円は186円台を中心とした推移を予想。中東情勢への警戒一服から株高などが進めば、リスク警戒後退に伴う円売りが期待され、底堅い動きとなる可能性がある。
  
 ポンドドルは1.33ドル台中心の推移となりそう。英中銀の金融政策会合までは比較的落ち着いた動きになるとみられる。ポンド円は218円台中心の推移を見込む。ユーロ円同様、リスクオンの円売りが強まる可能性に注意したい。
  
MINKABUPRESS 山岡

MINKABU PRESS

執筆者 : MINKABU PRESS

資産形成情報メディア「みんかぶ」や、投資家向け情報メディア「株探」を中心に、マーケット情報や株・FXなどの金融商品の記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコンテンツなど幅広く提供しています。

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