ドル円小動き、米半期為替報告には反応薄 米国は介入容認との声も
ドル円小動き、米半期為替報告には反応薄 米国は介入容認との声も
ドル円は163.80円付近でもみ合い、有事のドル買いが一服している。
中東情勢は一段と悪化、紛争収束の兆しは見られない。米国は13日連続でイランを攻撃、イランは米国からの最新の停戦案を拒否した。米兵死亡やフーシ派による船舶攻撃を受け米国は大規模攻撃を警告していることから、今週末にも紛争は拡大・激化する恐れがある。
片山財務相はきょうも「必要に応じて適切に対応する、断固たる措置を果断に行う」と円安を牽制したが、反応は見られなかった。介入がない限り、財政悪化・貿易赤字拡大を懸念した円売りは続く見通し。
市場は来週の日銀据え置きを完全に織り込んでいる。FOMCでウォーシュ議長が9月利上げに前向きな姿勢を示すようであれば、ドル買い・円売りは一段と加速する可能性がある。一部アナリストはドル円は来週165円に乗せると見ている。
23日に公表された米財務省の半期為替報告では「円は過小評価されている」「過度な変動は望ましくない」「日米金利差が縮小しているにもかかわらず円安は続いている」と指摘された。市場の一部では米国が介入を容認したと見ているが、今のところ円相場への影響は限定的だ。
執筆者 : MINKABU PRESS
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