ドル円は163円台後半 中東情勢の混迷で原油高・ドル高=NY為替序盤
きょうの為替市場、NY時間にかけてドル高が強まっており、ドル円は163円台後半まで上げ幅を拡大。中東情勢が依然として緊迫化しており、フーシ派が紅海でサウジの石油タンカー2隻に攻撃を行ったと発表している。原油高が続き、北海ブレントが一時100ドル、WTIが90ドルを突破する中、インフレとFRBの利上げへの懸念がドルをサポート。
トランプ大統領は、今後のフーシ派による攻撃はイランの責任と表明。米軍の攻撃は12日連続となり、トランプ大統領は、イランが核関連施設を建設していると噂されているピックアックス山を、まもなく徹底的に攻撃するとも警告をしていた。
FRBの年内利上げ期待は高まり、日米金利差も早期には解消に向かいそうにない中、ドル円は上昇トレンドを継続。163円台が固まりそうな気配が高まっており、何も大きな変化がなければ、このまま165円を目指す流れになりそうだ。
ただ、ボラティリティが低い状態は続いており、まだ、下がれば下値を拾うというスタンスのようで、1カ月以内に165円に到達する確率は65%程度との指摘も出ている。ひとまず、来週のFOMCや日銀決定会合の反応を確認したい意向も一方であるようだ。
なお、日本時間23時のNYカットでのオプションの期日到来は163円に観測。
21日(火)
163.00(9.9億ドル)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
執筆者 : MINKABU PRESS
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