英CPIは鈍化も、今後数カ月はインフレが再上昇するとの指摘=NY為替
ポンドドルは1.33ドル台での推移が続いている。NY時間の序盤に200日線が控える1.34ドルを試す展開も見られたものの上値を抑えられている。200日線を再びブレイクしており、6月下旬から7月中旬にかけてのリバウンド相場に黄色信号が点灯している。フィボナッチ50%水準が1.3350ドル付近に来ており、目先の下値メドとして意識。なお、フィボナッチ38.2%水準は200日線も来ている1.34ドルちょうど付近。一方、ポンド円はロンドン時間に217円台に下落する場面が見られたものの、NY時間に入って218円台に戻す展開。ドル円に沿う展開が見られている。
この日は6月の英消費者物価指数(CPI)が発表になっていたが、前回からやや鈍化を示した。これを受けて英中銀による早期利上げへの期待は後退している。ただ、エコノミストは「家計のエネルギー料金には、この夏のエネルギー価格ショックがまだ完全には反映されておらず、英エネルギー規制当局(Ofgem)の料金上限引き上げによって、今後数カ月はインフレが再び上昇するだろう」と指摘。
中東情勢を巡る緊張激化により、インフレが4%に達するシナリオも再び視野に入り、年内の利上げ期待は根強い。短期金融市場では年内2回の利上げを高確率で織り込んでいる。
GBP/USD 1.3374 GBP/JPY 218.17 EUR/GBP 0.8532
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
執筆者 : MINKABU PRESS
資産形成情報メディア「みんかぶ」や、投資家向け情報メディア「株探」を中心に、マーケット情報や株・FXなどの金融商品の記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコンテンツなど幅広く提供しています。