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【本日の見通し】中東情勢をにらみ、ドル高優勢

為替 

【本日の見通し】中東情勢をにらみ、ドル高優勢
   
 ドル高が優勢となる中で、ドル円はこれまで上値を抑えていた163円手前のドル売りをこなし、163円台に乗せてきた。1986年以来のドル高円安となる。中東情勢への警戒から有事のドル買いが継続しているほか、原油高に伴う物価高への警戒感も拡大。米10年債利回りがロンドン市場での4.57%台から4.63%台後半まで上昇するにつれて、ドル高の勢いが広がった。
  
 ドル円は直近高値を超えての上昇となり、介入への警戒感が出ている。ただ、ドル全般の上昇が見られ、投機的な円売り主導の動きとは言い難い。水準的にはともかく、地合いの面から介入の踏み切るハードルは高いとみている。これまで上値を抑えられていた反動もあり、上昇の勢いはまだ続くと予想され、163円台後半に向けた推移を見込んでいる。
  
 ユーロドルはドル全面高の中で1.1400ドルを割り込む場面が見られた。トレンドは依然として下方向であり、戻り局面では売りが出やすい展開。1.1450ドル前後が上値抵抗線となっており、下値を試す意識が強い。
  
 ユーロ円はドル主導の展開でやや不安定な推移。ドル円が163円台に乗せる流れとなったことで186円台まで上昇した。この後も比較的底堅い推移が見込まれるが、ユーロドルでユーロ売り・ドル買いの勢いが強まる場合には、いったん調整が入る点には注意したい。米株の堅調な推移もあり、地合い自体は上方向とみている。
  
 ポンドドルも、ユーロドル同様にドル高の流れで上値の重い展開。NY午前に1.3400ドルを割り込んだ後は、同水準が上値抵抗として意識される印象。この後も戻り売り優勢の展開を見込んでいる。
  
 ポンド円は218.00円を挟んでの推移。対ドルでのポンド売りと、円安が交錯。この後もドル主導でやや不安定な動きが見込まれる。
  
MINKABUPRESS 山岡

MINKABU PRESS

執筆者 : MINKABU PRESS

資産形成情報メディア「みんかぶ」や、投資家向け情報メディア「株探」を中心に、マーケット情報や株・FXなどの金融商品の記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコンテンツなど幅広く提供しています。

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