ドル円、162円台をうかがう展開を維持=NY為替
NY時間の終盤に入ってドル円は161円台後半と、162円台をうかがう展開が続いている。この日発表の5月のPCE価格指数は、高インフレを示す内容ではあったものの、警戒したほどではなかったとの印象が広がった。短期金融市場でも年内の米利上げ期待が後退。9月利上げの確率は75%程度まで低下している。
米国債利回りが低下し、為替市場もドル安の反応が見られたものの、ドル円は161円台後半の水準を維持している。ユーロ円やポンド円といったクロス円が上昇する中、ドル円も162円台をうかがう展開は維持。
ストラテジストからは、利上げ期待が過度に強まっているように見え、ドルは年後半にかけて弱含む可能性があるとの見方も出ている。FRBは政策金利を中立金利の範囲に置いているため、長期間に渡り金利を据え置く可能性が高いという。仮にFRBが年末までに利上げを実施したとしても、ドルがさらに上昇するには、市場が現在織り込んでいる以上に積極的な利上げ経路が必要になるとも述べている。
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
執筆者 : MINKABU PRESS
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