【これからの見通し】米CPIをにらみつつ、方向性を探る展開
【これからの見通し】米CPIをにらみつつ、方向性を探る展開
この後22時半の1月米消費者物価指数(CPI)をにらむ展開。東京市場ではやや不安定な上下が目立ちつつ、午後は若干ドル高円安が優勢となった。日銀の田村審議委員が早期の利上げに前向きなタカ派姿勢を示し、円買いがやや優勢となる場面も、動きが続かないなど、上下の動きもはっきりした方向性が見られない。
米CPIは総合、コア共に伸びの鈍化が見込まれている。ガソリン価格の低下などが総合を押し下げると見られる。予想を超えて鈍化が進むと米利下げ期待につながり、ドル売りとなる可能性がある。11日の米雇用統計がかなり強く出たものの、ドル買いが限定的にとどまったことで、弱めの指標に反応しやすくなっている可能性がある点にも注意。
ドル円はCPIまで153円台前半を中心とした推移か。ユーロドルはやや上値が重くなっており、1.1850ドルをしっかりと割り込むと、もう一段の下げもありそう。ポンドドルはドル高の中で一時1.3600ドルを割り込む動きを見せた。戻りが鈍くなっており下方向の動きを意識している。
米CPIを前に、この後はドル主導となる可能性があり、ユーロ円やポンド円での動きは限定的か。ポンド円は再び208円を割り込むようだと、下方向のリスクが高まる。
MINKABUPRESS 山岡
執筆者 : MINKABU PRESS
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