P&G、今四半期の米国での売上が大幅減と警告=米国株個別
(NY時間14:41)(日本時間04:41)
P&G<PG> 144.75(-2.69 -1.83%)
P&G<PG>が4日続落。同社の幹部が本日、米大手証券主催のコンファレンスに出席し、「10月の米国での売上が大幅に減少し、11月も同様の傾向が続いた可能性が高い」と述べた。ホリデーシーズンに向けた米消費者の支出に警戒感を示している。
同社のシュルテンCFOは、「10月は数量、金額ともに大幅減だった。11月も大きくは変わらないだろう」と述べた。同CFOは売上減少について、米国事業は厳しい状況だとしつつ、それでもわれわれが示した通期ガイダンスの範囲内だと述べた。米国の弱さは通期よりも今四半期に大きく影響するとしている。
同社は今四半期に入る段階で、米消費者がより不安定で慎重になることや、競合他社の攻勢が強まると予想していた。しかし、想定外だったのが、政府機関閉鎖と、米食品支援制度(SNAP)における月次給付への影響だという。
同CFOは「米国の環境はより不安定だ。ここ最近で最もボラティリティが高い状況かもしれない」とも述べている。
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
執筆者 : MINKABU PRESS
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