東京株式(前引け)=続伸、米株高の追い風続き5万円台乗せる
27日前引けの日経平均株価は前営業日比644円31銭高の5万0203円38銭と続伸。前場のプライム市場の売買高概算は9億8112万株、売買代金概算は2兆5105億円。値上がり銘柄数は953、対して値下がり銘柄数は584、変わらずは65銘柄だった。
きょう前場の東京株式市場は引き続きリスクオンの地合いとなった。前日の米国株市場では利下げ期待を支えにNYダウなど主要株価3指数が揃って上昇基調を継続。フィラデルフィア半導体株指数(SOX)も前日比2.7%高と騰勢を強めた。この流れを追い風に、東京市場でもAI・半導体関連を中心に投資資金が流入。先物を絡めたインデックス買いも加わり、日経平均は一時760円あまり上昇し再び5万円大台に乗せた。TOPIXは今月13日につけた史上最高値(3381.72)をザラ場で上回る場面があった。プライム市場の値上がり銘柄数は6割程度だった。
個別ではソフトバンクグループ<9984>をはじめ、アドバンテスト<6857>やレーザーテック<6920>、東京エレクトロン<8035>、キオクシアホールディングス<285A.T>が水準を切り上げた。フジクラ<5803>はしっかり。古河電気工業<5801>が高く、三井住友フィナンシャルグループ<8316>、サンリオ<8136>が堅調に推移した。山口フィナンシャルグループ<8418>が値を飛ばした。半面、ディスコ<6146>や三菱重工業<7011>、三井海洋開発<6269>が軟調。中外製薬<4519>も安い。ネクセラファーマ<4565>は大幅安となった。
出所:MINKABU PRESS
執筆者 : MINKABU PRESS
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