反発、米感謝祭の休場を控えて買い戻しが優勢に=NY原油概況
NY原油先物1月限(WTI)(終値)
1バレル=58.65(+0.70 +1.21%)
ニューヨーク原油の2026年1月限は反発。27日の米感謝祭の休場を控えて買い戻しが優勢となった。28日のニューヨーク市場は短縮取引でほぼ休場に近い取引となることから、ポジション調整が中心だった。ロシアのセルゲイ・リャブコフ外務次官がウクライナ和平合意で譲歩はしないと述べたことも買い手がかり。リャブコフ氏はプーチン大統領が米アラスカ州アンカレジで可能なすべての譲歩をすでに行ったとの認識を示した。プーチン大統領とトランプ米大統領は8月にアンカレジで首脳会談を実施している。
時間外取引で1月限は売り買いが交錯。前日終値を挟んで推移した。ただ、通常取引が始まると買い戻しが優勢となり、58.72ドルまで上げた。
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執筆者 : MINKABU PRESS
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