為替ヘッジコストの高さが米国債の魅力を低下=NY為替
オランダの資産運用会社は、10月の資産配分見通しで、為替リスクをヘッジするコストが相対的に高いため、利回りが魅力的であっても米国債の投資妙味は薄いと指摘した。
そのため同社は「われわれのポートフォリオには米国債を一切組み入れていない」と述べ、米労働市場の弱さを踏まえ、年内にFRBが追加利下げを実施する可能性があるとの見方を示した。
一方、市場が織り込む来年の利下げ回数はやや過剰と見ており、その見方が修正されれば米10年債利回りは上昇するとの見通しも示した。
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

執筆者 : MINKABU PRESS
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