米政府機関閉鎖、ドルへの影響は限定的との見方も=NY為替
その後、為替市場はドル安の動きは一服しており、ドル円は147.90円付近、ユーロドルは1.1735ドル付近での推移となっている。米政府機関閉鎖への警戒感から本日のドルは売りが優勢となっている。月末期末のフローとも相まっているようだ。
アナリストからは、米議会がつなぎ予算で合意に達しなくても、ドルはそれほど影響を受けないではとの指摘も出ている。米政府機関閉鎖により今週の米雇用統計の発表は遅れる可能性があり、閉鎖が長期化すれば経済に重しとなる可能性はある。しかし、これらの影響はいずれも恒久的なものではない。データ発表は最終的には行われ、経済への影響も過去と同様に補われると述べている。
そのため、今回の政府機関閉鎖でもドルは比較的影響を受けない可能性もあるという。
USD/JPY 147.96 EUR/USD 1.1729 GBP/USD 1.3444
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

執筆者 : MINKABU PRESS
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