ドル円のボラティリティが低下 4月2日以来の最低水準=NY為替
きょうの市場は米英の貿易合意でリスク選好のムードが高まっており、ドル高と伴に円相場も円安の動きが強まっている。積み上がっている円ロングの巻き戻しも活発に出ているようだ。
これを受けて、オプション市場でドル円のボラティリティが低下しており、4月2日にトランプ大統領が相互関税を発表した以来の最低水準での取引されている。
また、ボラティリティの指標は4月3日以来の200日線割れとなているようだ。5月に入って円は対ドルで2%下落。関税懸念の緩和により、安全資産としての円の魅力が薄れ、ボラティリティの低下を招いている。
USD/JPY 145.86 EUR/JPY 163.75
GBP/JPY 193.30 AUD/JPY 93.31
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

執筆者 : MINKABU PRESS
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