ベッセント米財務長官が関税は必要と主張、数週間の交渉で解決できるものではない
ベッセント米財務長官が関税は必要と主張、数週間の交渉で解決できるものではない
ベッセント米財務長官は先週末NBCのインタビューに応じ、関税は必要だと主張、関税による景気後退の可能性を否定した。
米国の観点からすると他国は長い間、悪役だった。この問題は数日や数週間の交渉で解決できるものではない。各国が我々に何を提示するか、そしてそれが信頼できるかどうかを見極める必要がある。最近の米株下落は「オーガニック・アニマル(感情的に動く予測不可能な投資家)」による短期的な反応だ。このような短期的な市場の反応は時々ある。マーケットはトランプ米大統領を過小評価していると述べた。
ベッセント米財務長官の発言を受け、米政権が関税を引き下げることはないとの見方が広がっている。週明けオセアニア時間ではリスク回避の円買いが広がっている。ドルも上昇。ドル円は147.10円台から145.40円台へと2円近く下げている。ユーロドルは1.0882付近まで下落。

執筆者 : MINKABU PRESS
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