午後のドル円は142円台後半まで戻す=東京為替概況
午後のドル円は142円台後半まで戻す=東京為替概況
東京終盤のドル円は142円台後半まで戻した。ドル円は、朝方にトランプ米大統領が欧州連合(EU)に対する50%の関税発動の延期に合意したことからドル高円安となり、一時143円台に乗せる場面があった。その後は米関税交渉の不透明感などからドルが売られ、4月29日以来およそ1ヶ月ぶりの安値水準となる142.23付近まで下落したが、午後は下げ渋り、142円台後半まで戻した。
ユーロドルは高止まり。ドル安基調を受けて午前に一時1.1419付近まで上昇したあと、この日の高値圏で小動きとなった。
ユーロ円は円売り優勢。ドル円同様に朝方に円安となり、162.60台まで上昇した。午後には日経平均の上昇などから円売りが強まり、163円に迫る場面があった。
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執筆者 : MINKABU PRESS
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