米10年債利回り低下 日本国債の利回り低下で=NY債券概況
米国債利回り(NY時間16:23)(日本時間05:23)
米2年債 3.979(-0.013)
米10年債 4.448(-0.063)
米30年債 4.952(-0.085)
期待インフレ率 2.339(-0.008)
※期待インフレ率は10年債で算出
きょうのNY債券市場で10年債利回りは低下。30年債は5%を下回っている。日本政府が債券市場の安定化策を検討しているのはとの観測がいくつか伝わったことで、急上昇していた日本国債の超長期債利回りが低下している。日本国債の利回り低下は、本邦勢の米国債への需要とそれに伴うドル資産の安定に繋がると考えられている模様。
この日発表の米消費者信頼感指数は予想を大きく上回ったものの、反応は限定的だった。本日は2年債入札が実施され、好調な入札となった。
2-10年債の利回り格差は+47(前営業日:+52)に縮小。イールドカーブはフラット化している。
*米2年債入札結果
最高落札利回り 3.955%(WI:3.965%)
応札倍率 2.57倍(前回:2.52倍)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

執筆者 : MINKABU PRESS
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