アジア株は下落 来週のトランプ相互関税を控えリスク回避姿勢強まる 香港株は1%安
アジア株は下落 来週のトランプ相互関税を控えリスク回避姿勢強まる 香港株は1%安
東京時間14:01現在
香港ハンセン指数 23337.31(-241.49 -1.02%)
中国上海総合指数 3349.68(-24.07 -0.71%)
台湾加権指数 21613.04(-338.72 -1.54%)
韓国総合株価指数 2556.87(-50.28 -1.93%)
豪ASX200指数 7972.00(+2.96 +0.04%)
インドSENSEX30種 77355.50(-250.93 -0.32%)
アジア株は軒並み下落、来週のトランプ相互関税を控えリスク回避姿勢が強まっている。
トランプ米大統領は2日に相互関税とセクター別関税を発動する予定、翌3日には自動車関税を発動する。カナダは米国に報復関税を課す姿勢を示している。欧州も懸念を表明しており、世界的な貿易戦争激化が警戒される。
トランプ米大統領がTikTok巡り中国側が取引に合意すれば対中関税を引き下げる用意があると発言、中国香港市場では対中引き下げが期待されている。トランプはTikTokに関する合意の概要を来週までには固められるとの見通しを示した。
香港株は約2週間ぶり安値をつけている。医療品や自動車、エネルギー、銀行、不動産など幅広い銘柄が下落している。上海市場では素材とエネルギー関連が大幅安。台湾株は昨年9月以来の安値、米エヌビディアの下げが嫌気されておりハイテクを中心に幅広い銘柄が下落している。中国の最先端半導体エネルギー規制がエヌビディア販売を低迷させるとの懸念が高まっている。

執筆者 : MINKABU PRESS
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