ドル売り優勢、トランプ関税に出尽くし感=東京為替前場概況
東京午前はドル売りが優勢。ドル円は150.09円付近まで下落した。トランプ米大統領は、米国が輸入する自動車すべてに25%の追加関税を課す大統領令に署名したほか、来週2日から相互関税も発動するものの、米物価上昇見通しを背景としたドル買いは一時的で、東京早朝以降はドル安に振れている。相互関税についての不透明感は残されているが、トランプ米大統領は寛大であると述べており、トランプ政権の関税政策がいったん出尽くしたことから、ドル買い圧力が緩んだようだ。
ユーロ/ドルは1.0780ドル付近、ポンド/ドルは1.2915ドル付近、豪ドル/ドルは0.6310付近までドル安推移。ドル中心の値動きで、クロス円の方向感は限定的。ユーロ円は161円後半、豪ドル円は94円後半で推移。
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執筆者 : MINKABU PRESS
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