ドル円、再び150円に迫る動き=NY為替序盤
きょうの為替市場、ドル円は買い戻しの流れを継続しており、再び150円に迫る動きが見られている。150円台にはなお慎重なようだが、21日線の上でしっかりと推移しており、再び試しそうな気配ではある。
日本では年度末にあたる、3月期末が接近していることもあり、ポジション調整の動きも観測されている。本日は軟化しているが、3月以降売りが強まっていたドルが買い戻されているほか、円ロングの解消も続いている模様。
トランプ大統領が今後の関税発動は的を絞ったものになると伝わり、米株式市場が時間外でポジティブな反応を示していることもドル円をサポート。
相互関税を4月2日に発表する予定だが、一部の国・地域については除外する見込み。ただ、自動車関税については、別の機会に公表する可能性を排除していない。
なお、日本時間23時のNYカットでのオプションの期日到来は149.10円に観測されている。
24日(月)
149.10 (8.0億ドル)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

執筆者 : MINKABU PRESS
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