株高などを受けたリスク警戒後退の円売り=東京為替概況
株高などを受けたリスク警戒後退の円売り=東京為替概況
ドル円は昨日海外市場で147円40銭台まで下げたこともあり、朝に147円70銭台を付ける展開。本邦輸入企業と見られるドル買い円売りもあってしっかり。早朝は148円00銭前後が重くなる場面も、仲値にかけて148円台をしっかり付けると、午後に入ってアジアの株高を受けたリスク選好のドル高円安に148円68銭まで上値を伸ばした。米議会の閉鎖リスクが後退。大きな混乱回避の見通しが世界的なリスク選好での株高と円安につながっている。
欧州通貨は対ドルで比較的落ち着いた動き。ユーロドルは朝から1.0834-1.0859と25ポイントレンジ。ポンドドルは1.2936-1.2959の23ポイントレンジに留まった。
ユーロ円は朝の160円台前半から、仲値にかけたドル円の上昇に161円00銭に迫り、いったんは160円60銭前後まで調整も、午後はアジアの株高を受けたリスク選好の円売りに161円20銭台まで上値を伸ばした。ポンド円も同様に朝の191円台前半から192円台半ばを付ける動きとなった。
MINKABUPRESS 山岡

執筆者 : MINKABU PRESS
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