アジア株 中国AGI「Manus」は救世主となるか、OpenAIよりも優れたパフォーマンス DeepSeekに続け
アジア株 中国AGI「Manus」は救世主となるか、OpenAIよりも優れたパフォーマンス DeepSeekに続け
東京時間14:01現在
香港ハンセン指数 23595.81(-187.68 -0.79%)
中国上海総合指数 3350.26(-15.90 -0.47%)
台湾加権指数 22124.14(-335.01 -1.49%)
韓国総合株価指数 2542.86(-27.53 -1.07%)
豪ASX200指数 7902.80(-59.50 -0.75%)
インドSENSEX30種 73936.56(-178.61 -0.24%)
アジア株は下落、トランプ発言を受け米景気先行き不安が広がっている。
トランプ氏は米経済に悪い影響が出ているにもかかわらず関税政策を堅持。景気後退の可能性あるかとの問いに「予想するのは嫌いだ」と回答、米景気後退の可能性を否定しなかったことで世界の金融市場に不安が広がっている。
中国の大規模支援策に期待するしかない、全人代はきょう閉幕する。また、新たに汎用AIエージェント「Manus(マヌス)」の登場で中国・香港市場は再び活気づく可能性がある。米シティの投資判断引き上げも好感されている。シティはハイテク産業の強さ、政府のハイテクセクターへの支援、割安な評価を考えると中国株は「魅力的」に見えるとして中国株を「オーバーウエイト」に引き上げた。
中国でスタートアップ「DeepSeek」に続いて新たに汎用AIエージェント(AGI:汎用人工知能)「Manus(マヌス)」がリリースされた。ユーザーに代わって、より複雑なタスクを実行できるツールを開発、米国の大手よりもはるかに高性能だと主張している。Manusは先週、ユーザーからの基本的な指示に応じて履歴書審査や旅行日程作成、株価分析ができる汎用AIエージェントのプレビュー版をリリースした。Manusのサービスは米オープンAIのChatGPT新機能「Deep Research」よりもいくつかの面で優れたパフォーマンスを発揮したと発表した。
インド市場でインダスインド銀行が20%安と暴落、2020年3月以来の日中下落率を記録。同行は、デリバティブポートフォリオに大きな矛盾が見つかったため、決算に打撃を与えると警告。損失額は1600億~2000億ルピーと見積もっており、純資産に2.35%の打撃を与える可能性があるという。信頼性低下を受け複数の金融機関は同行の投資判断を引き下げた。

執筆者 : MINKABU PRESS
資産形成情報メディア「みんかぶ」や、投資家向け情報メディア「株探」を中心に、マーケット情報や株・FXなどの金融商品の記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコンテンツなど幅広く提供しています。