ドル全面安、トランプ米政権の狂気は米金融政策にも波及か=東京為替前場概況
東京午前はドルが全面安。ドル円は140.62円付近まで円高・ドル安推移し、昨年9月以来の安値を更新。トランプ米大統領がパウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長の解任を示唆したことが背景。米国の関税政策により世界経済が混乱しているなか、米金融政策の混乱も警戒されており、ドル売りが止まらない。
ドルインデックスは98.54付近まで低下し、2022年4月以来の低水準を更新。時間外取引で米株価先物が軟化しているほか、米国債取引の中心である米10年債も売られており、米国はトリプル安。
ユーロ/ドルは1.1533ドル付近、ポンド/ドルは1.3380ドル付近、豪ドル/ドルは0.6400ドル付近、NZドル/ドルは0.5976ドル付近までドル安推移。
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執筆者 : MINKABU PRESS
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