アジア株 上海株は反発、支援策受けた買い 世界的な米国離れで資金流入期待の買いも
アジア株 上海株は反発、支援策受けた買い 世界的な米国離れで資金流入期待の買いも
東京時間11:01現在
香港ハンセン指数 21395.14(休場)
中国上海総合指数 3288.71(+11.98 +0.37%)
台湾加権指数 19183.40(-211.63 -1.09%)
韓国総合株価指数 2488.60(+5.18 +0.21%)
豪ASX200指数 7819.14(休場)
アジア株はまちまち。香港と豪州はイースターマンデー祝日で休場、あす取引を再開する。
トランプ政策・計画による市場混乱が懸念されている。トランプ氏はパウエルFRB議長の解任を検討しており、米金融市場に大きな混乱を招くとの懸念が広がっている。それは世界の金融市場にも影響を及ぼす恐れがある。ただ、一方で米国離れが加速すれば、中国や香港、インドなど他の市場に資金が移る可能性もあり、恩恵を受ける国もあるだろう。
上海株は小反発。中国政府の景気支援策や株価安定策が引き続き材料視されているほか、米国から流出した資金が中国市場に移るとの期待も広がっている。一方、米中対立激化懸念は一段と高まっている。中国商務省は米国が関税を利用して他国に中国との経済貿易交流を制限するよう強制している、このような状況下で対抗措置を取ると誓うと述べた。
台湾株は下落、米中対立や米株先物の下げが嫌気されている。原油安を受けエネルギー関連が総じて下落。資本財や公益、ハイテク関連も下落している。

執筆者 : MINKABU PRESS
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