【本日の見通し】イースターマンデーで閑散とした中、ドル安円高進むか
【本日の見通し】イースターマンデーで閑散とした中、ドル安円高進むか
本日はイースターマンデーで金曜日に続いて多くの国が休場。特に欧州市場はほぼ完全に休場となることで、開いている東京市場(アジア市場も豪州、NZ、香港などは引き続き休場)も積極的な取引にはなりにくい。ただ北米市場は再開する。ここにきて利下げを進めないパウエル議長に対してトランプ大統領がいら立ちを見せており、解任要求が強まっている。ただ、中央銀行の独立性の問題もあって、ベッセント財務長官をはじめ関係閣僚からも反対意見が強く、状況はかなり不透明。
ただ、こうした混乱は投資資金の流出につながりやすいだけに、ドル売り円買いが優勢になる可能性が高い。先週付けた直近安値141円60銭を割り込んでの動きが見込まれる。
ドル全面安基調の中で、ユーロドルは1.14台を回復してきた。今日は欧州市場が休場で1.15トライなどは難しいとみられるが、地合いは上方向。下がったところでは買いが出そう。
ドル主導の展開でユーロ円などクロス円は不安定な動きとなりそう。ドル円が140円トライの動きを見せるようだと、売りが強まる可能性がある。
MINKABUPRESS 山岡

執筆者 : MINKABU PRESS
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