ドル円151.70円台、予想上回るGDP受け日銀利上げ観測 今週は高田日銀委員と日本CPI

ドル円151.70円台、予想上回るGDP受け日銀利上げ観測　今週は高田日銀委員と日本CPI

今朝発表された日本の第4四半期GDPは予想を上回る結果となった、3四半期連続のプラス成長。強いGDPを受け日銀の早期利上げ期待が復活し円高に。ドル円は152.30円台から151.70円台まで下落している。ドル円の下落を受け日経平均は下げ幅をやや拡大している。

今週はタカ派の高田日銀委員の講演と日本1月の消費者物価指数が発表される。高田氏は前回9月講演では思いのほか慎重な発言で一時円売りが進んだ。CPIは食料品価格の高騰により1月は4.0%の大台に上昇する可能性も。植田日銀総裁は先日、食料品値上がりは一時的なものでは必ずしもないと指摘、食品価格高騰は「生活に強いマイナス」と述べていた。