ドル円しっかり、中国への関税の行方を注視=東京為替前場概況
東京午前のドル円は155.41円付近まで強含み。米国がカナダに対する関税賦課を一時停止したことから、米国を含めた世界経済の不透明感がやや後退し、リスク回避の円買いが緩んだ。中国と米国の関税協議の行方が警戒されていることがドル円の上値を抑制しているが、トランプ米大統領のこれまでの発言からすると米中関係に険悪な雰囲気は見られない。
ドル円と同様にクロス円もしっかり。ユーロ円は160.48円付近、ポンド円は193.16円付近、豪ドル円は96.64円付近まで水準を切り上げた。
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執筆者 : MINKABU PRESS
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