小反発、米国の関税発動期日を控えて売り一巡=NY原油概況
NY原油先物3月限(WTI)(終値)
1バレル=72.73(+0.11 +0.15%)
ニューヨーク原油の2025年3月限は小反発。米国がカナダやメキシコに対する関税を発動する期限を控えて、売りが一巡した。関税発動によって、米国も含めて経済が混乱する可能性が高いことが原油相場を圧迫していたが、景気懸念を織り込みつつ下げが一服した格好。来月3日に石油輸出国機構(OPEC)プラスの共同閣僚監視委員会(JMMC)が控えていることも買い戻しの背景。
時間外取引で3月限は72.02ドルまで下落し、今月の安値に接近したが、通常取引開始を控えて下げ渋り。その後、買い戻しが優勢となり73.55ドルまで強含んだものの、高値から押し戻されて引けた。、
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執筆者 : MINKABU PRESS
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