ドル円は午後に156.20台まで戻す=東京為替概況
ドル円は午後に156.20台まで戻す=東京為替概況
東京終盤のドル円は下げが一服し、一時156.20台を回復した。ドル円は、午前に日銀による追加利上げ観測から円高となり、前日終値から1円以上の円高水準となる155.21付近まで急落した。米ブルームバーグの報道により、日銀は来週のトランプ次期米大統領の就任時の発言によって金融市場などで大きな混乱が起きなければ、来週の日銀金融政策決定会合で追加利上げを決定する公算が大きいことが複数の関係者の話として伝わった。
ドル円は午後に入って下げ渋り、一時156.20台まで戻した。日本時間今夜には12月の米小売売上高などの発表を控え、ポジション調整とみられる動きが広がっている。
クロス円も軒並み下げ一服。ユーロ円は午前に一時159.75付近まで下落したあと、午後に160円台後半まで戻した。ポンド円は一時190円を割り込む場面があったが、その後は190円台後半を回復した。
ユーロドル朝から落ち着いた動きに終始した。
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執筆者 : MINKABU PRESS
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