【本日の見通し】ドル円は堅調地合い維持も、動きは比較的落ち着くか
【本日の見通し】ドル円は堅調地合い維持も、動きは比較的落ち着くか
本日は年末に死去したカーター元大統領の追悼の日として、米株式市場などが休場。債券市場は短縮取引となっており、取引参加者が少なくなっている。
ドル円は昨日の海外市場で一時158円55銭まで上値を伸ばすなど、ドル高円安基調が継続も、上値追いには慎重姿勢が見られた。今日の米国休場、明日の米雇用統計の発表などを控えて、今日は比較的落ち着いた動きが見込まれる。
持ち高調整の動きがある程度入ってくる可能性があるが、流れはまだドル高円安方向と見られることから、下がると買いが出る展開が見込まれる。157円台後半から158円台にかけてのレンジ取引が中心となりそう。
ユーロドルはドル高の流れもあって上値の重い展開。海外市場では一時1.0270台まで売りが出ていた。1月20日のトランプ大統領就任式を控え、ドル高の流れ継続が意識されている。今日は米国の参加者が少ない分、ここからの下値トライが難しい可能性があるが、戻りでは売りが出そう。
ユーロ円は対ドルでのユーロ売りと円売りが交錯。一時162円台を付けるなど、やや上値の重さがあるが、ドル円の堅調さを支えに、下がると買いが出る展開か。
MINKABUPRESS 山岡
執筆者 : MINKABU PRESS
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